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スターリングラードの戦い 占領の証15

 ガレキと化した商業ビルから急いで出た3人は、通りの反対側でザクを待ち構えるために走り出したが、こちらに気づいたジオン兵が撃ってきたのですぐさま転がっている木箱に隠れた。
「ミック、ザクは4機だ。どうする?」
 キースがすばやく応戦し、近くにいたジオン兵2人を射撃した。4機いるうちの1機は右腕を失っており、やや平衡感覚が崩れている。狙うにはこれが最適だ。しかし、そのザクを守るように2機の健康的なザクが左右に展開していて、さらに、その前後にはマゼラタック4両、歩兵2、30人が通り全体に広がり、ビルに潜む連邦兵に攻撃を仕掛けていた。
「ソコロフ、この状況じゃ、ザクどころか戦車すら狙えないよ。これ以上歩兵に見つかったら木箱ごと吹き飛ばされる」
 ジオン兵たちから5、60メートルほど離れていた。戦車と歩兵のほとんどが周辺のビルに釘付けになっていて、幸いさっきの2人を除いて気づかれていなかった。
「・・・・引き下がって様子見るか?そんなことしたら人民委員に見つかって殺されるぞ」
「2人とも、気づいてないのか?タリコフ軍曹たちが上にいるぞ」
 キースがなだめるように上を指差した。ソコロフたちが隠れている木箱のすぐ上のビルに、タリコフ軍曹の分隊が、射撃体勢を構えていた。
「軍曹!先に進めません!」
 手信号を知らないソコロフは、大声で呼んでしまった。
「バカ野郎!声出すなよ!敵に気づかれる」
 ミックが焦った。しまった、と思ったが、銃声や轟音で気づかれなかった。
「分かった・・・・よし、分隊!援護射撃!」
 軍曹が上でそう言った瞬間、窓から、ライフル、機関銃が火を噴き始めた。背を向けながら前進していたジオン兵たちは突然の攻撃の前に倒れていった。
「今だ!早く行け!」
 ジオン兵が援護射撃に引きつけられているので、ザクの周囲はほとんど空っぽになった。3人は、一気に隠れていた木箱から飛び出し、急いでザクに近づいた。
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theme : 自作連載小説
genre : 小説・文学

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