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スターリングラードの戦い 占領の証14

「ったく、こんな時に撤退など・・・正気か?おい」
 ザク?J型と呼ばれる地上専用MSに乗っていたエルガン中尉は、悪態をつきながらも、配下の部隊に撤退するよう命令していたが、電波状態が悪く、一部の部隊が、命令を知らずに立てこもった錬王兵を攻撃しようと頑張っていた。
「せめて、レイスのザクだけでも・・・戻せればいいか」
 レイスの軍曹のザクは、対MS特技兵のミサイル攻撃で右腕を吹っ飛ばされていた。
「おい、レイス!聞こえるか?」
 数十秒ほど経ってから返事が来た。
『どうしました?中尉?』
「お前は“ママエフの丘”に戻るんだ。残りは俺達が片付ける!」
 そう言ったら、スピーカーから溜息が聞こえた。
『・・・腕が無くても戦えますぜ!中尉!』
「そうは言ってもだな・・・万全を期してだ。念のため、先に戻れ」
『仕方ありませんなあ。では、お先に戻っ・・・』
 途中で無線が途絶え、スピーカーから悲鳴が聞こえ、前方のモニターからは爆発するザクが見えた。
「おい!レイス!どうした!?」
 つながらず、ロックオンセンサーが自機がロックオンされたことを示す警告音を鳴らしているだけだった。エルガンは、すぐにこの状況が分かった。
「まずい!この付近に“ザクハンター”がいる!逃げろ、ガンス!」
 さらに、あちこちのビルから銃撃が始まり、下にいた歩兵隊が次々と倒れていった。
「くそっ!こうなったら!」
 下の部隊を空薬莢で踏みつぶしていまう覚悟で、エルガンとガンスのザクは、装備している“120ミリ ザクマシンガン”を一気に連射し始めた。
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theme : 自作連載小説
genre : 小説・文学

スターリングラードの戦い 占領の証13

「あの歩兵から“ザク”から引き離してくれ!でないと見つかってやられる!」
 重いバズーカを必死にかつぎながらミックが騒いだ。“ザク”の周囲には、歩兵が10人くらいで護衛し、その後ろには“マゼラアタック”と呼ばれる、砲塔と車台が分離することができる戦車が後ろに歩兵を載せながら近づいていた。一旦3人は廃墟のビルに隠れた。
「それなら俺達に任せてくれ!」
 後ろから突然声が聞こえた。身構えたソコロフは銃を構えそうになる。
「第96狙撃兵師団、第2大隊所属、第1小隊。俺は小隊長のボリソフ少尉だ」
 いつの間にか後ろにできてた穴から続々と兵士が出てきた。1個小隊はいるぐらいの規模で、30人はいた。
「同じく第2大隊所属、第2小隊の第3分隊、ガミル・キッパー軍曹です」
「数は少ないが・・・まあいい。あいさつは後にして、今は攻撃する時だ。援護するぞ」
 こんな所で大人数の部隊に出会うとは思わなかったが、こんなことは市街地のどこでも起きていると砲兵から聞いた。
「お願いします」
「ああ。タリコフの分隊は彼らの援護を。残りは俺についてこい!戦車と歩兵を攻撃する」
「タリコフ軍曹!?」
「おや、ソコロフか?」
 ソコロフは思わぬ再会に驚いた。
「はい!ソコロフです!」
「タリコフ、再会の嬉しさもいいが、今は攻撃だ。後にしろ」
 戦闘の間のちょっとした緩みに、ボリソフ少尉が釘を刺した。
「失礼しました。では我々は」
 ソコロフ、キース、ミックの3人は、タリコフ軍曹の分隊とともに、“ザク”の弱点を狙うべく、その場を後にした。

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genre : 小説・文学

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Author:すけさん
ご覧いただきありがとうございます。

職業 鉄道員
趣味 ガンダム・ 旅行・鉄道

好きなアニメ ガンダム系
好きな映画 プライベートライアン ブラックホークダウン
好きな音楽 ポルノグラフィティ・いきものがかり

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