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初陣はガダルカナル3

 それに気付かなかった僕たちは大失態を招いてしまった。はじめは予定どおり進んだ。だが、5人が何かの音を鳴らしてしまったのだ。カランカラン・・・
 しばらく沈黙が続いていたが、その途端、一部の地面がポコッと開いて中から日本兵が飛び出すあるいは銃撃をしてきた。かなり混乱した。とにかく瞬く間に包囲され危うく全滅しかけた。しかし、その銃撃音を聞いたのか、仲間が後ろから援護をしてきてくれた。
「ここは一時期撤退を!」
「だが、第2小隊は攻撃を仕掛けてしまう!もう後には引けん。全員、総攻撃を命じる。できる限り攻勢を崩すな!」
「りょ、了解」
 こうして無理やり突破して敵の背後になんとか突き、支援を開始した。が、もうその時にはほとんど敵は片づけられており、無意味な状態だった。
「なぜ第2小隊は攻撃を仕掛けたんだ?まだ笛は鳴らしていない!」
「たしかに笛の音を聞いたそうです。もしかしたら、日本軍の笛だったのかもしれません」
「ふん、まあいい。拠点の確保には成功したんだ。しかし、今の戦いでかなり疲弊している。今夜の進撃は停止して仮眠しよう」
「わかりました」
 仮眠と言っても2時間ぐらいだった。夜明け前に既定の飛行場前に到着しないといけない。ただでさえ遅れているのに、隊長がわざわざ休養の許可を出してくれたぐらいだ。その分の借りは返さないとな。
 幸い、予定時刻の30分遅れで済んだが、それでも中隊長は不満気味だった。
「なぜ第2小隊と第3小隊は遅れたんだ?まさか、休養をしていたんじゃないだろうな」
「いえ、拠点の確保に手間取っていていただけです。それ以外にはなにもありません」
「ならいい。だが、予定通り攻略はしてもらおう。俺達D中隊の強さを上層部に見せてやる」
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初陣はガダルカナル2

 たしかに最初は簡単に進んだが、だんだん進軍のスピードが遅くなった。
「ルネン中尉、このまままっすぐに行くとちょうど敵の迎撃を受けます。迂回してこの川を渡り横から攻めるような形にするのが得策かと思いますが」
「うむ、たしかにこのまま進めばそうなるな・・・だが、勝手な進軍はできない。第2小隊と連携して進まないといけない。もしこの方法でいいと言われたら我々第3小隊は横から行こう。無線は使えるか?」
「一応使えます。妨害電波も発生していません」
それから僕たちは迂回して進軍を開始し、敵拠点のちょうど後ろ側に到着した。
 第2小隊との連携が不可欠になので、僕たちは15分ほど待機した。
 まず、僕たちが背後より攻撃をする。背後から突かれた日本軍は混乱状態に陥る。そこに正面から第2小隊が一気に攻撃、という順番だ。ちょっと前に偵察に向かわせたところ、敵は正面に集結しているらしい。これならば混乱が発生するに違いない。当初は笛を使って攻撃の合図をするはずだったが、距離が遠すぎたので無線を使うことにした。これが使えるのも、敵が無線を持っておらず、また解読するらできないからだ。もし解読されていたとしても、このような場合、即座に対応することは難しいだろう。
「こちら第3小隊。攻撃を開始」
 と、無線で連絡したあと、一気に攻撃を仕掛けた。と、ここに一つの誤算が生じた。それは、敵の防衛陣地構築の精度だった。たしかに無線などの近代的な装備はあまりないが、その分野戦の心得を持っていた。森林一帯に鳴子(なるこ・・・わなの一種)を仕掛け、どこかで鳴ったらその方面の地面に潜んでいる部隊が突撃をする、といった古代の戦法だった。

初陣はガダルカナル1

 1942年8月7日午前4時ごろ、10900名の海兵隊員が上陸を開始した。僕たち日系人は日系人部隊としてではなく一般の部隊として行動した。唯一よかったのは日本軍が一部を除き睡眠中だったことであった。これはかなり潰せる!あきらかに奇襲だ。
 なんとかトンプソン短機関銃をぎこちなく操作して敵が立ち上がりそうになるたびに撃たれて、なんとか防衛をしようとする者もいるがその武器がまた軍刀というちゃっちいものだった。はっきり言って僕たちの敵ではないな。同じ顔、同じ言葉を使う者同士が戦火を交える・・・実にきたないことだったが、僕はそれでもアメリカ人としての誇りをもち、戦った。
 そう、僕はアメリカ人ではない。日本人なのだ。戦争前にアメリカに移住し、迫害を受けながらも必死で生活した。でも僕はアメリカに貢献するために軍に志願した。そして僕は初めて戦場に出た。

決心2

 ヘリオポリスから近い宙域に小惑星の陰に隠れて2隻のザフト軍戦艦が停まっている。ナスカ級「ヴェサリウス」とローラシア級「ガモフ」である。名高き「クルーゼ隊」に所属する艦で、「ヴェサリウス」はフレディック・アデスが、「ガモフ」はゼルマンが艦長を務め、全体の指揮をラウ・ル・クルーゼが行っている。少し前に「クルーゼ隊」指揮下の赤服パイロット達が「ヘリオポリス」に向かって行ったばかりだ。
「そう難しい顔をするな、アデス」
 そう言われて言葉につまったアデスは眉間のしわをよせた。
「は、しかし、評議会からの返答を待ってからでも遅くないのでは」
 がっしりとした体型な上に四角い顔立ちが特徴な彼は少し心配気味になっている。だが、ラウはその言葉を打ち消すように冷静に1枚の写真をはじいて、
「遅いな、私の勘がそう告げている。ここで見過ごさばその代価、いずれ我らの命で支払わねばならなくなる」
 はじいた写真にははっきりと写ってはいないが、ザフトの物ではないと思える人型の一部が写っていた。
「地球軍の新型兵器、あそこから運び出される前に奪取する」
 銀色のマスクで顔の上半分を覆っていながらも、その眼にはあきらかな確信を持っているように見えた。
 コロニーの外がこれから大変なことになることも知らず、町は穏やかで、そして平和だった。
「そういえば、父さんと母さんはどうしているのだろう・・・」
 父さんと母さんはオーブ本国の「オノゴロ島」に住んでいる。父さんが「地球で暮らすのがいい」と言って、僕を「ヘリオポリス」に残して「オノゴロ島」に移住してしまった。その後、プラントと連合が戦争になった時、僕は迷った。このままいるのか、それとも、反対を押し切って軍に志願するのか。だが、父さんは違った。父さん自らが地球軍に手続きして、僕が志願できるようにしたのだ。だがまだ工業高校を卒業していない上に、まだ完全に決まったわけではなかった。表向きは志願した、となっているけど実際はまだ手続きをしてないない。
「ま、いいか。先の話だしな」
 立ち上がろうとしたら、突然何かの爆発音が起きた。それも軍の施設と港からだった。かなり大きい音で、広範囲に爆風が広がった。

theme : 自作連載小説
genre : 小説・文学

決心1

「ふあっ・・・」
 起き上がった目の前には人工の大地と青空が広がり、どこまでも続いていそうな感じがした。
 人類史上最大と呼ばれた「世界再構築戦争」が終結し数十年。急ピッチで「スペースコロニー」と呼ばれる円筒型の宇宙都市が建造され、次々と地球から移住する人が増えた。
 僕も地球で4年ほど過ごし、それから家族で今住んでいるスペースコロニー「ヘリオポリス」に移住した。でも今は1人暮らし。両親は僕がヘリオポリスの工業高校に入学した時地球に戻ってしまったからだ。
「そういえば今地球の情勢はどうなっているのだろう」
 コズミック・イラ(C.E.)70年2月14日、地球連合軍(通称地球軍)と宇宙に国家を築いた「プラント」の持つ「Z.A.F.T(ザフト)」軍が開戦した。きっかけは地球軍がプラントの農業コロニー「ユニウスセブン」を核攻撃したからであった。その日がバレンタインデーであったため、「血のバレンタイン」と人々は呼んだ。それから一気に大規模な戦闘が始まり、数で勝っていた地球軍はザフト軍が開発した人型機動兵器「モビルスーツ」の前に次々と敗退していった。
 地球連合(大西洋連邦)はこの戦力差を打開するために、デュエイン・ハルバートン准将主導のもと、「G計画」と呼ばれる新型機動兵器(MS)開発及び新型特装艦の建造を始めた。だが、実際極秘裏にオーブの軍需産業「モルゲンレーテ」が主に開発したのである。開発が始まった今、地球連合軍のザフト軍への反攻作戦が始まろうとしていた。
 黒髪で、黒目の少々小柄な普通の少年。16歳という幼さがわずかに残る年齢だが、コンピューターに関しては一流で、工業高校でも生徒でありながら先生からいろいろな重役を任されている。彼は卒業後父親のすすめで軍に志願することにした。まだ配属先は決まってないが、入学した時点で決まっていたことだった。
「ふう、中立のコロニーもあと2年でおさらばか・・・」
 芝生に寝転がっている余裕も、あと数十分で終わりを告げることになるのであった。

theme : 自作連載小説
genre : 小説・文学

機動戦士ガンダム 重力下の激戦1 巨兵の降下

 気がついたときは戦場の真っただ中だった。あちこちで銃弾が飛び交い、悲鳴や叫び声が四方八方からいやというほど聞こえた。官舎を出てまず目に入ったのは空だった。
 基地の周り一帯はHLV(大気圏突入離脱機)でおおわれていると言ってもいいくらい大量に降下物が落ち、降下物からドアが開いたと思ったら中からザクⅡが飛びだし、迎撃していた61式戦車が次々と撃破されていった。それが一帯で起きているのだからもはやパニック以外に何もない。
プロフィール

Author:すけさん
ご覧いただきありがとうございます。

職業 鉄道員
趣味 ガンダム・ 旅行・鉄道

好きなアニメ ガンダム系
好きな映画 プライベートライアン ブラックホークダウン
好きな音楽 ポルノグラフィティ・いきものがかり

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